今回はPHPを学ぶ際の超基本なところを、確認していきたいと思います。

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表示ーechoとprintの使い分け

どちらも表示させる命令文です。
どちらの方が正しいということはなく、自分の使いやすいものを使用するので問題ありません。
使い分ける必要はないんです。

ただし、違いがありますので、確認してみましょう。

表示するーechoとprintの違い

表示結果が同じなケース

// 「おはようございます」を表示

echo 'おはようございます';

print 'おはようございます';


どちらも、実行結果は

おはようございます

と表示されます。

しかし、
次の場合には違いがあります。

文字などを繋げる際には、繋げ方に違いがある!

おはようございます  こんにちは

と表示したい場合について、以下の確認してみましょう。
繋げるのには、,」や「.」を使用します。



// 「おはようございます こんにちは」を表示させる場合

echo 'おはようございます ','こんにちは'; //表示される

print 'おはようございます ','こんにちは'; //エラーになる



echo 'おはようございます '.'こんにちは'; //表示される

print 'おはようございます '.'こんにちは'; //表示される


  • echo」は、「,」でも、「.」でも連結することができるのですが、
  • print」は、「.」のみ可能です。「,」はエラーになります。

これはおさえておきたいですね。

文字を囲む、「””」(ダブルクォーテーション)と「”」(シングルクォーテーション)の違い

そもそも、数値はいいのですが、文字を表示させたい場合は、文字のかたまりをクォーテーションで囲みます。
その際、ダブルにするか、シングルにするかは、文字を表示させるという点においては同じです。
どちらを使用しても好みで構いません。


ただし、


変数展開をしたいという時に、
変数として扱うのは、「””」(ダブルクォーテーション)のみです。
「”」(シングルクォーテーション)では、「$」から始まる文字としてしか認識してくれません。


??? とりあえず、変数についてみていきましょう!!

変数とは

変数名は箱のようなイメージで、そこに文字や数値を入れるようなイメージと言われます。
どういうことか、みてみましょう。


まず、

変数の記述方法についてみてみよう!


$変数名; //箱を作った

$変数名 = 1; //変数名の箱に「1」という数字を入れた(「値を代入する」と言われます)


他の書き方として、箱を作って、その中に何かを入れるを一気に記述することもでき、上の例と同じ意味で繋げて記述すると、

	
$変数名 = 1; 


となります。


では、記述方法を確認しましたので、実際に記述してみましょう。

エクセルを例に、変数を考えてみよう!!

PHPをエクセルを例えて説明

図のように、「A1 + B1」の計算結果が、 「C1」に表示されます。


そして、
「A1」に入れる数字を変更すると、「C1」の計算結果が変わります。

PHPをエクセルで例えて説明

これをPHPで記述してみましょう。

PHPで確認してみよう

	
$A1 = 3;

$B1 = 5;



echo $A1 + $B1; //C1で表示させた結果と同じ結果が表示される
8


「A1」に新たに値を代入してみます。

	
$A1 = 4; //「A1」の中の値は 3 → 4 に変更されました。(上書きされたイメージ)

echo $A1 + $B1; //C1で表示させた結果と同じ結果が表示される
9

となります。


エクセルで考えると結構すんなりと入って来たりしませんか。
今後もエクセルを例にご説明することがあると思いますので、お付き合いのほどお願いいたします。


以上、超基本なところを、確認してみました。
また、続きを楽しみましょうね。

ご訪問、ありがとうございます。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
本日もいい一日となりますように。

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